たぬきとくまの台所

平成生まれのアラサーのたぬきとくまの夫婦の台所

そうめんバリエ:白だし梅

 夏はそうめんの時期である。

 などとデカイ主語で雑に語るとほうぼうから叱られがちな昨今、いかがお過ごしでありましょうか。

 

 先だって、昼飯にそうめんを茹でた。スーパーの催事でやってた「生そうめん」とかいう、干してない、棒状じゃないそうめんだ。40秒で茹だるらしい。 

 

 これが思いの外うまかったので知ってほしいのがひとつ。そしてなかなかイケるタレのレシピを掘り当てたので、シェアしたいのがもう一つだ。両方とも、もうご存知だったら勘弁な。

 

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 とりあえず自炊成分の強い方、タレのほうからレシピを紹介していこう。使うものは下記の通り。

 

白だし

・割り水

・梅干し

・大葉千切り

 

 以上である。材料からしてもうお気づきであろうけれども、つまりそうめんを「梅しそタレ」で啜り込んでやろう、という企画だ。

 当家では今回、市販のしそ漬け梅でやった。白干しやカツオ梅でも美味しいだろう。カリカリ梅もイマイチ麺との絡みが悪そうだけれど、食感じたいはよさそうだ。はちみつ梅は……。どうだろう、ちょっと怖いね。

 

 作り方はかんたんである。そば猪口的なやつに全部入れて混ぜれば良い。割り水は好みの塩加減になるまで加えてくださいね。白だしの濃縮度合いによって分量変わるので、いい感じにやってくれとだけ述べておく。

 

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こだわって作るなら梅干しは種を除いて包丁でたたきペースト状にすると滑らかでよさそうだけれど、なんならちょっとずつかじって口内調味をすれば良いのではと思う。

 当ブログで全部のエントリに書いているようなきがするけど、肝要なのは「めんどいことはやらない」ことだ。やりたい人だけやってください。

 

 このレシピ(と名乗るのはおこがましいくらいの簡便さだが)で肝要なのは梅のつぶし加減と混ぜ加減だと思う。ほら塩梅っていうでしょ。

 丁寧に梅肉を作って混ぜ込み全体を良く調味された梅味にするというのは一つの手だし、むしろ梅干しを齧りながら、味にムラをつくりながら食べていくのだって変化があって面白いはずだ。そのへんは好みなので好きにやってください。

 


 

 

 そして今回使用した上掲の生そうめん。

 既存のそうめんの感じからすると違和感がある食感だ。つるつるはもちろんだがひやむぎかと思うほど太く、腰がたいへんつよい。乾燥稲庭うどんと冷凍さぬきうどんの違いをスケールダウンさせたような感じである。

 

 正直に申し上げるが、そうめんはのどごしだと強く信じていて、キリキリに冷えたふやふやの麺類をつゆで流し込むようにして食べたいと、そう言うニーズには全く対応できない商品だ。

 一方で、しっかりとした小麦感、麺の存在を感じる、麺らしい麺を喰いたいというニーズには、そうめんのくせして凄く良く応えてくれる性質をもっている。当家としては大好きだったし、また見かけたら買うことは間違いない。

 

 もちろん、ふつうのそうめんやめんつゆだって捨てたものではない。しかしほらやっぱり連食すると飽きるじゃないですか。ちょっと変わり種がほしいときには、ぜひ今回の、生そうめんや梅味のタレを使って、雰囲気を替えていただきたいと思う。

 

 部屋が暑いのでこれでおわり! 32度あるよ屋外かな。

 寝室に逃げ込むぜー。